[ミラノ 26日 ロイター] -
<株式指数> 終値 前日比 % 前営業日 コード
終値
STOXX欧州600 363.18 -2.64 -0.72 365.82
種
FTSEユーロファー 1420.70 -9.75 -0.68 1430.45
スト300種
DJユーロSTOXX 3278.72 -19.35 -0.59 3298.07 <.STOXX50E
50種 >
週明け欧州株式市場は続落して取引を終えた。ユーロ高が輸出銘柄を押し下げたほか
、米欧各国がロシアへ制裁措置をとったことで政治的緊迫感が高まり、市場心理が悪化し
た。
STOXX欧州600種指数は序盤に約0.6%高となる局面もあった。米
国の中国市場へのアクセスを改善する協議を両国が進めているとの報道が材料視された。
アクセンド・マーケッツのリサーチ部門を率いるマイク・バンダルケン氏は「米国の重要
な貿易相手国の多くが既に、鉄鋼・アルミの輸入関税対象国から除外された。米大統領が
世界的な貿易紛争を目的にしているのではなく、輸入関税を利用して各国との交渉を有利
に進めようとしていることを示唆する」と述べた。
その後欧州株式相場はマイナス圏へ転じた。トランプ米大統領はこの日、英南部で元
ロシア情報機関員らが神経剤で襲撃された事件への対抗措置として、米国駐在のロシアの
外交官ら60人を国外追放した。欧州各国もロシアへ制裁措置をとった。
ロシアへエクスポージャーがある銘柄はまちまちだった。デンマークのビール大手カ
ールスバーグは0.5%、イタリアのコンクリートメーカー、ブッツィ・ウニ
チェムは3.2%下落。一方でオーストリアの銀行大手ライファイゼンバンク・
インターナショナル(RBI)は2.5%上昇。ドイツ銀行が目標株価を引き
上げたことが好感された。フランスの自動車大手ルノーは0.3%高だった。
イタリアの主要株価FTSE・MIB指数は1.24%低下した。第1党の
「五つ星運動」と反移民の「同盟」が連立政権樹立に向けて協議するかもしれないとの憶
測が材料視された。政治的先行き不透明感から、イタリアの国債利回りが上昇。イタリア
の銀行株は1.72%低下した。イタリアの銀行はイタリア国債の保有率が
高いため、政治的リスクを見極める判断基準となる。
一方、金・銀生産のフレスニロは4.6%上昇した。ゴールドマンサックス
が投資判断を「買い」へ引き上げたことが好感された。
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