アマゾン、ベライゾンなどと交渉 低価格携帯サービス提供へ=報道

アマゾン、プライバシー侵害で米当局と和解 3080万ドル支払い
 5月31日、米連邦取引委員会(FTC)は、米ネット通販大手アマゾン・ドット・コムが防犯カメラ「リング」や音声認識AI(人工知能)「アレクサ」によるプライバシー侵害訴訟で、合計3080万ドルを支払うことで和解したと発表した。写真はアマゾンのロゴ。フランスのボーヴで2018年8月撮影(2023年 ロイター/Pascal Rossignol)
[2日 ロイター] - 米インターネット通販大手のアマゾン・ドット・コム(AMZN.O), opens new tabは、米国での低価格の携帯電話サービス提供に向けて通信大手のベライゾン・コミュニケーションズ(VZ.N), opens new tab、TモバイルUS(TMUS.O), opens new tab 、ディッシュ・ネットワーク(DISH.O), opens new tabと交渉を進めている。ブルームバーグ・ニュースが2日、関係者の話として報じた。
ブルームバーグによると、アマゾンは会員制有料サービス「プライム」会員に対して月額10ドル、場合によっては無料で携帯電話サービスを提供できるよう、可能な限り低価格で通信網の提供を受けられるように交渉している。交渉は6─8週間続いており、一時はAT&T(T.N), opens new tabも参加していた。
アマゾンの広報担当者はロイターに対し「プライム会員の特典をさらに増やすことは常に検討しているが、現時点では携帯電話サービスを追加する計画はない」と述べた。
アマゾン株価は2%超上昇し、S&P総合500種(.SPX), opens new tabの押し上げに寄与。一方、ベライゾン、Tモバイル、AT&Tの株価は3─8%安となった。
AT&Tはコメントを控えた。ベライゾンとTモバイルは報道を否定した。ディッシュはロイターのコメント要請に応じていない。
キーバンク・キャピタル・マーケッツのブランドン・ニスペル氏は、携帯電話サービスでは比較的新しい参入企業であるディッシュがアマゾンにとって最も可能性の高いパートナー企業になりそうだと指摘。ディッシュはネットワーク構築に必要な資金を得ることができる一方、他の通信事業者が「業界の現状を変えたくないのは明らか」でアマゾンと提携する可能性は低いとした。
ディッシュの株価は22%高となった。

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