米バイオ医薬品モデルナは、中国でメッセンジャーRNA(mRNA)医薬品の研究や開発、製造の機会を巡る覚書と土地に絡む協力協定に署名したと発表した。昨年5月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration/File Photo)
[上海 5日 ロイター] - 米バイオ医薬品モデルナは5日、中国でメッセンジャーRNA(mRNA)医薬品の研究や開発、製造の機会を巡る覚書と土地に絡む協力協定に署名したと発表した。
モデルナの広報担当はロイターに対し、契約の規模や詳細については明らかにしなかったものの、契約の下で製造される医薬品は中国国内向けで、輸出されないとした。
上海市政府は同市の共産党幹部とモデルナのステファン・バンセル最高経営責任者(CEO)が5日に会談し、その後に戦略的協力協定を締結したことを確認した。党幹部は声明で「モデルナのプロジェクトを迅速に進め、より高度な技術と革新的な製品が上海に届くことを望んでいる」と述べた。
中国メディアの第一財経(YICAI)は4日、モデルナが中国で約10億ドルを投じる計画で、バンセルCEOが上海を訪問していると報じていた。
モデルナは5月、中国に法人を設立し事業機会を模索していると明らかにしていた。
昨年香港にオフィスを開設したが、中国本土にはまだ進出していない。
新型コロナウイルスのワクチン需要が世界的に減少する中、モデルナの売上高は伸び悩んでいる。中国本土への進出で新たな収入源を確保するとみられる。
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