6月22日、国際ロボット連盟によると、2015年の世界産業用ロボット販売は前年比12%増と、伸び率が14年から半分以下に。上海の工場で昨年8月撮影(2016年 ロイター/ALY SONG)
[ミュンヘン(ドイツ) 22日 ロイター] - 国際ロボット連盟(IFR)が22日公表したデータによると、2015年の世界産業用ロボット販売は前年比12%増と、伸び率が14年の29%から鈍化した。中国販売が大きく伸び悩んだことに圧迫された。
発表済みの暫定値(8%増)からは上方修正となった。
中国の販売は17%増で、前年の56%増から急減速した。ただ中国は依然として販売台数全体(24万8000台)の4分の1以上を占める市場のトッププレーヤー。
IFRは「自動化が進んでいる新興国に加え、先進諸国が伸びをけん引した」と指摘した。
世界の自動車業界が米国・南米向けに製造拠点を構えるメキシコで、ロボット販売は倍以上に伸びた。
欧州の販売は10%増加。ドイツの伸びが目立った。
米州は15%増。ただ米国は3%増にとどまった。
アジアは16%増加した。
中国に次ぐ世界2位のロボット市場を持つのは韓国で、日本、米国、ドイツと続く。トップ5カ国の販売は市場全体の4分の3を占めた。
業界別では自動車が首位で販売の3分の1以上を占めたが、伸び率はわずか1%だった。
伸びが大きかった業界は金属、プラスチック、ゴム、電子機器製造。
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