米アマゾン第4四半期は売上高の伸び鈍化、赤字の可能性示し株価下落

ロイター編集
米アマゾン第4四半期は20%増収、海外販売は予想届かず株価急落
1月30日、米オンライン小売り大手アマゾン・ドット・コムは、年末商戦期にあたる第4・四半期決算を発表し、純売上高が256億ドルと、前年同期の213億ドルから20%増加したと明らかにした。2012年11月撮影(2014年 ロイター/Heinz-Peter Bader)
[シアトル 30日 ロイター] -米オンライン小売り大手アマゾン・ドット・コムの第4・四半期決算は、純利益が市場予想を下回った。また、第1・四半期の営業損益が赤字になる可能性があるとの見通しを示した。配送コストの上昇が圧迫要因。
アマゾンは、第1・四半期の営業損益は2億ドルの赤字から2億ドルの黒字のレンジ内との見通しを示した。詳細には触れなかった。
燃料・輸送費の上昇に対応し、無料配送やデジタルメディアを利用するプライム会員の年会費79ドルを20―40ドル程度引き上げることを検討している。
顧客減少につながる可能性があるだけに慎重に検討するとみられているが、スクータック最高財務責任者(CFO)は、9年前のプライムサービス開始以来、年会費は据え置いている点を強調した。
第4・四半期の純売上高は256億ドルと、前年同期の213億ドルから20%増加した。市場予想の260億ドル強にほぼ一致した。増加率は前四半期の24%から鈍化した。
海外の売上高は13%増と、14─15%程度の伸びを見込んでいた市場予測を下回った。
第4・四半期の純利益は2億3900万ドル(1株当たり0.51ドル)となった。前年同期は9700万ドル(同0.21ドル)だった。1株利益はアナリスト予想の平均の0.66ドルに届かなかった。
配送コストは19%増の12億1000万ドル。
北米での純売上高は26%増の153億ドル。伸びは過去2四半期の30%以上から鈍化した。
BGCフィナンシャルのアナリスト、コリン・ギリス氏は「売上高の伸びが鈍るなか、市場は利益に期待している」と指摘した。
第1・四半期の売上高は182億―199億ドルとの見通しを示した。市場予想は197億ドル。
30日のナスダック市場終値は403.01ドル。業績発表を受けて引け後の取引では382.50ドルに下落した。一時10%以上下げた。
*内容を追加して再送します。

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