コンサルティング会社アリックスパートナーズは7月5日、中国の自動車メーカーが国内市場に占めるシェアが今年に初めて50%を超えるとの見通しを示した。2019年7月、北京で撮影(2023年 ロイター/Jason Lee)
[5日 ロイター] - コンサルティング会社アリックスパートナーズは5日、中国の自動車メーカーが国内市場に占めるシェアが今年に初めて50%を超えるとの見通しを示した。電気自動車(EV)における中国勢の圧倒的な販売拡大がシェアを押し上げる。
中国の自動車市場は過去40年間、フォルクスワーゲン(VW)やトヨタといった世界的ブランドと中国企業との合弁会社が支配してきた。
だが中国製自動車ブランドは、競争力のある価格や新型モデルの迅速な展開に加え、比亜迪(BYD)や蔚来汽車(NIO)、小鵬汽車(シャオペン)といったEVメーカーの台頭により、市場の勢力図を塗り替えた。
アリックスパートナーズは、中国全体の自動車販売が今年、前年比3%増の2490万台となって、コロナ禍前の水準を回復すると予想。2030年には3060万台に増え、その半分超はEVになると見込んでいる。
同社のアジア自動車コンサルティング部門責任者、スティーブン・ダイアー氏は「外国の自動車メーカーが中国で生き残りたいのなら、中国の新興EVメーカーから学ぶのが最善策だ。そうしなければ、中国市場では新興EVメーカーからの破壊的な影響を受けるだろう」と述べた。
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