10月25日、米ラッパーのエミネムさんがニュージーランドの政党「国民党」を相手に起こした著作権侵害訴訟で、裁判所はエミネムさんの訴えを認め、国民党に60万NZドルの損害賠償を命じた。ニューヨークで7月撮影(2017年 ロイター/ANDREW KELLY)
[シドニー 25日 ロイター] - 米ラッパーのエミネムさんが、自身のヒット作品に似た曲がニュージーランド(NZ)の政党「国民党」の選挙キャンペーンで使用されたとして同党を著作権侵害で提訴していた裁判で、NZの裁判所はエミネムさんの訴えを認め、国民党に60万NZドル(約4710万円)の損害賠償を命じた。
エミネムさんは、国民党が2014年のキャンペーン中にテレビのコマーシャルで使用した曲「エミネム・エスク(エミネム風)」が、自身の2002年のヒット曲「ルーズ・ユアセルフ」に似ていたとして訴えていた。
裁判所は「エミネム・エスク」が「ルーズ・ユアセルフ」を「著しくコピーした」との判断を示し、国民党に60万NZドルと2014年6月28日からの利子の支払いを命じた。
国民党は、使用した曲はNZの主要著作権団体のライセンスを得ていたと主張。同党のピーター・グッドフェロー氏は「ライセンスを受け購入可能で、サプライヤーからの助言もあったことから(楽曲の)購入は合法だと判断した」とした。
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