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21年の世界M&A初の5兆ドル超え、PEやSPACが存在感

[31日 ロイター] - 2021年のM&A(合併・買収)は低金利環境や株高を背景に記録的な規模に膨らんだ。

2021年のM&A(合併・買収)は低金利環境や株高を背景に記録的な規模に膨らんだ。写真は、写真は、NY・ウオール街を示す表示板。2019年12月17日に撮影。(2022年 ロイター/Brendan McDermid)

ディールロジックによると、21年の世界のM&A総額は初めて5兆ドルを超え、07年の最高記録(4兆5500億ドル)を大幅に更新した。リフィニティブによると、M&A総額は5兆8000億ドルで前年から64%増加した。

件数は6万2193件で前年を24%上回った。

投資銀行関係者は、22年は金利上昇が見込まれるものの、M&A市場は活況が続くと予想した。

国・地域別では、米国が2兆5000億ドルと全体の半分近くを占めた。バイデン政権になって独占禁止面の環境が厳しくなったにもかかわらず倍増した。

最大の案件はAT&Tのメディア部門とディスカバリーの統合で430億ドル。

このほか上位には、メドライン・インダストリーズの340億ドルのLBO(買収先の資産を担保にした借り入れによる買収)、カナディアン・パシフィック・レールウェイのカンザスシティー・サザン買収(310億ドル)、ゼネラル・エレクトリック(GE)やジョンソンエンドジョンソン(J&J)の会社分割がある。

グラント・ソーントンのM&A仲介・助言担当者への調査によると、規制や新型コロナウイルス禍に起因する試練があるものの、M&A規模は拡大するとの見方が3分の2以上を占めた。

セクター別では、テクノロジー、金融、製造業、エネルギー、電力が大半を占めた。リフィニティブによると、プライベートエクイティ(PE)関連の案件は倍以上に増え初めて1兆ドルを超えた。

年後半にペースが落ちたもののSPAC(特別買収目的会社)関連の案件は全体の約10%を占めた。

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