中国ゲーム会社、CFIUSの要請で出会い系アプリ売却へ

ロイター編集
中国ゲーム会社、CFIUSの要請で出会い系アプリ売却へ
 5月13日、中国のゲーム会社、北京昆侖万維科技は、傘下の同性愛者向け出会い系アプリ「Grindr」の売却を求める対米外国投資委員会(CFIUS)の要求に同意したことを明らかにした。写真は「Grindr」のアプリ。上海で3月撮影(2019年 ロイター/Aly Song)
[13日 ロイター] - 中国のゲーム会社、北京昆侖万維科技<300418.SZ>は13日、傘下の同性愛者向け出会い系アプリ「Grindr」の売却を求める対米外国投資委員会(CFIUS)の要求に同意したことを明らかにした。売却期限は2020年6月。
昆侖万維は2016年から18年にかけて2回の株式取得を通じてGrindrを買収。CFIUSの審査は申請していなかった。CFIUSが既に完了した買収案件を取り消すのは異例だ。
CFIUSは詳しい理由を明らかにしていないが、米政府は特に米軍や米情報機関職員の情報が含まれる場合など、個人情報の安全性を巡りアプリ開発会社への監視を強めている。
昆侖万維は当局への届出で、Grindrの中国事業を閉鎖するとしたほか、ユーザーの個人情報を中国に送信しない方針を示した。
CFIUSは昆侖万維がGrindrの個人情報にアクセスすることや、Grindrのあらゆるデータを中国の個人や団体に送ることも禁止した。
昆侖万維はGrindrの本社を米国内に維持し、3人の取締役のうち少なくとも2人は米国人を任命するとともに、取締役会についてCFIUSの承認を得ることにも同意した。

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