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チェ・ゲバラのポスター作製者、商業的搾取との戦い語る

 9月18日、キューバ革命の英雄とされるチェ・ゲバラのポスターを作製したアイルランド人アーティストのジム・フィッツパトリック氏が、この50年の活動を振り返り、現在もポスターが世界的に普及していることを喜ぶ一方、商業利用に懸念を表明した。写真は昨年10月撮影(2018年 ロイター/Clodagh Kilcoyne)

[ダブリン 18日 ロイター] - キューバ革命の英雄とされるチェ・ゲバラのポスターを作製したアイルランド人アーティストのジム・フィッツパトリック氏が、この50年の活動を振り返り、現在もポスターが世界的に普及していることを喜ぶ一方、商業利用に懸念を表明した。

フィツッパトリック氏は、1960年にキューバの写真家が撮影したチェ・ゲバラの写真をもとに1968年にポスターをデザインし、無料で使用を認めた。これを受け、画像は左派の活動家らの間で急速に広がり、Tシャツやポスター、リーフレットなどに使用された。

しかし、企業が製品のブランド化目的で使用しはじめたことに違和感を抱き、2010年に著作権を取り戻した。

フィッツパトリック氏はロイターに、「最初は気にならなかった。誰がTシャツを作っているかには関心がなかった。だが、あるたばこ会社のように私の画像を文字通り盗み、左右を逆転させてたばこのパッケージに使用して著作権問題を克服したかのように見せていることにより、重大な問題が生じた。なぜなら、私はこの種の商業利用が大嫌いだから」と述べた。

そのうえで、ゲバラの遺族にポスターの著作権譲渡を打診したが必要な書類を受け取っていないとし、代わりに地元の慈善団体に譲渡する可能性があるとしている。

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