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台湾、中国の印メディアへの要求非難

[ニューデリー 8日 ロイター] - 在インドの中国大使館がインドメディアに対して「一つの中国」原則を守るように要求したことについて台湾当局は、中国が情報統制しようとしていると非難した。台湾の国家記念日の広告がインドの主要紙に載ったことを受けた出来事だ。

インドと中国は数カ月前、国境を争うヒマラヤ山脈地帯で両国軍が衝突したばかりであり、インドの中国に対する嫌悪感と疑念は強い。

インドの主要紙に7日、民主的な台湾の国家記念日が10日であるとする台湾政府の広告が載った。広告には台湾の蔡英文「大統領」が掲載され、同じく民主主義国であるインドを台湾の実の「同盟国」として賞賛した。

中国は台湾を自国の一部と主張しており、台湾を聞き分けのない省と捉えている。広告掲載を受け、在インド中国大使館は7日夜、ロイターを含むインドの記者に向けた電子メールで「いわゆる『台湾の国家記念日』について、在インド中国大使館はメディアに対して世界に中国は一つしかないこと、また、中華人民共和国政府が唯一、中国全体を代表する正当な政府であることを再度伝えたい」と述べ、不快感をあらわにした。

「インドのメディアが台湾問題に関するインド政府の立場を守り、『一つの中国』原則に違反しないことを望む」と付け加えた。「特に、一般国民の誤解を招かないように、台湾を『国家』や『中華民国』と記さず、中国の台湾のトップを『大統領』と記してはならない」と主張した。

台湾の呉釗燮(ジョセフ・ウー)外交部長はツイッターで「インドは地球上最大の民主主義国であり、力強いメディアと自由が大好きな人で溢れている。共産国の#中国はインド亜大陸に侵入し情報統制をかけたいようだ。#台湾のインド人の友人は一言『どっかに行け』と返すだろう」と述べた。

インドは台湾と正式な外交関係は結んでいないが、事業や文化の面で緊密なつながりがある。

インド政府は台湾を巡って中国が機嫌を損なわないように気を付けてきたが、6月に両国軍が衝突しインドの軍人20人が死亡したことを受け、関係が緊迫化した。中国製品の不買運動をするインドの国家主義団体もいる。

防衛・安全保障のウェブサイトの編集者であるNitin Gokhale氏は中国大使館の電子メールについて「中国政府は、超大国となろうとする国ではなく、暴力団のような態度をとる。われわれの脅威だ」と述べた。

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