[東京 18日 ロイター] - 防衛省は18日、同省が求める基準に合うよう機関銃の試験データを改ざんしたなどとして、住友重機械工業<6302.T>を来年5月17日まで指名停止にすると発表した。
対象の機関銃は3種類で、住友重はこれまでに計1万丁以上を納入。このうち少なくとも5350丁が防衛省の基準を満たしていない。防衛省は不良品を順次交換していくが、1種類については住友重が基準に合ったものを製造できないとしており、海外メーカーから調達することなどを検討する。
住友重は6247万円の損害賠償を支払った。業績への影響は軽微としている。
(久保信博)
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