パリのパンテオン前に巨大な氷、解けながら温暖化問題訴え

ロイター編集
パリのパンテオン前に巨大な氷、解けながら温暖化問題訴え
 12月3日、パリのパンテオン前の石畳に、グリーンランドのフィヨルドから運ばれた重さ80トンの氷が設置された。写真は、地球温暖化問題の提起を目的に、今回の展示「アイス・ウォッチ」を製作した芸術家のオラファー・エリアソン氏(2015年 ロイター/Benoit Tessier)
[パリ 3日 ロイター] - パリのパンテオン前の石畳に3日、グリーンランドのフィヨルドから運ばれた重さ80トンの氷が設置され、自然に解けている。アイスランドの芸術家、オラファー・エリアソン氏による展示の一環で、地球温暖化問題の提起が目的という。
エリアソン氏は、2008年にニューヨーク市内で滝を演出した展示を行ったほか、03年にロンドンのテート・モダン美術館で人工の空を作ったことで知られる。
今回の展示は「アイス・ウォッチ」の名で呼ばれている。エリアソン氏は「この作品が、統計と科学者、政治家、国家指導者、および一般人の感覚のギャップの架け橋になるよう願っている」と述べた。
パリでは、開催中の国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)が4日目を迎えており、同氏は作品によって気候変動対策という世界規模の大きな課題を思い出してもらえればとしている。

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