[北京 22日 ロイター] - 中国政府は22日、共産党幹部の資産が国外のタックスヘイブン(租税回避地)と呼ばれる国に隠されているとの報道を非合理で意図的と批判した。
英ガーディアン紙やスペインのパイス紙などは、習近平国家主席や温家宝元首相などの中国共産党幹部の親族が英領バージン諸島のようなタックスヘイブンを資産隠しに利用しているとする国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)の調査結果を伝えた。
ロイターは、調査内容の信ぴょう性を確認できていない。
中国外務省の秦剛報道局長は、報道について、「詳しい状況は把握していない」としたうえで「読者の観点からすると、記事の論理は信じがたい。記事には何らかの意図が働いていると思わざるを得ない」と述べた。
中国政府が報道内容について調査し、タックスヘイブンに詳細情報を求めるつもりかとの質問に秦報道局長は「クリーンな人はクリーン、汚れた人は汚れている」と答え、それ以上踏み込まなかった。
国務院(内閣に相当)の広報機関、国務院新聞弁公室および共産党の汚職監視機関のコメントは得られていない。
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