[ロンドン/ミラノ 28日 ロイター] -
<株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終 コード
値
STOXX欧州600種 369.26 +1.69 +0.46 367.57
FTSEユーロファースト3 1445.96 +7.61 +0.53 1438.35
00種
DJユーロSTOXX50種 3331.25 +14.30 +0.43 3316.95
欧州株式市場は続伸して取引を終えた。ハイテク銘柄に売りが集中する中、市場が不
安定な際に買われる傾向があるディフェンシブ銘柄は好調だった。
生活必需品やヘルスケア株などが買われた。スイス食品大手ネスレや日用品
大手のユニリーバ、英ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)
など消費財大手の値上がりが目立った。STOXX欧州600種ヘルスケア指数
は1.85%上昇。個別銘柄ではアイルランドの製薬会社シャイアーが14.0
%高となった。武田薬品工業がシャイアーに対し買収提示を検討していると発表
したことが好感された。電力株指数も3.24%上昇し、21カ月ぶりの大幅な
伸びとなった。
一方、テクノロジー株指数は1.79%低下。米フェイスブックの情報不正
利用問題を受け、規制強化が懸念された。ハイテク銘柄はこれまで、世界的な株高の主な
要因だった。イタリアの銀行大手ウニクレディトは投資家向けのメモで「最近耳にしてき
たハイテク企業をめぐる悪いニュースは米ハイテク部門が売り込まれるきっかけとなった
。ただ根本的な要因は、バリュエーションが非常に高いことだ。バリュエーションはファ
ンダメンタルズと大幅にずれている。特に大手ハイテク銘柄に言えることだ」とした。
米欧のハイテク銘柄のバリュエーションは株価収益率(PER)ベースで10年超ぶ
りの高水準にある。欧州のハイテク株は17年末の最高値から9.5%下落しているもの
の、依然として過去1年の値上がりは2.5%高と、最も好調な部門の一つだ。
半導体メーカーでドイツのインフィニオンとオランダのASML、イタリアのSTマイクロ、オーストリアのAMSはこの日、4.0%
から9.6%下落した。
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