[19日 ロイター] - 東南アジア株式市場では、ジャカルタ市場の総合指数が最高値を更新した。S&Pグローバル・レーティングがインドネシアの信用格付けを投資適格級に引き上げたことを好感した。
S&Pはインドネシアのソブリン格付けをジャンク(投機的)等級の「BBプラス」から投資適格級で最も低い「BBBマイナス」に引き上げた。同国財政のリスクが低下したと判断した。
総合指数は金融株や通信株に押し上げられ、終値は前日比2.6%高。国営通信会社テルコム・インドネシアは5.1%高。子会社が「スター・クラウド」ブランドでパブリッククラウド事業に参入するとの報道が好感された。
インドネシア国内の流動性が高い45銘柄で構成する指数も4.2%上昇し、最高値を更新した。
ホーチミン市場のVN指数は、0.94%高の733.82と9年超ぶりの高値で終了。週間では4週連続の上昇となった。金融株やエネルギー株の上げに支えられた。ベトナム国営石油は原油高を背景に約7%高。
格付け大手フィッチ・レーティングスは18日、ベトナムの外貨建て・自国通貨建ての長期発行体格付け見通しを「安定的」から「ポジティブ」に変更した。
域内の他の市場は大半が堅調に引けた。米国の政治を巡る懸念が後退したほか、投資家が国内の材料に関心を移したことが背景。
バンコク市場のSET指数は0.24%高で終了。マニラ市場の主要株価指数PSEiは0.13%高で引けたが、週間では2週連続で下落した。
シンガポールのストレーツ・タイムズ指数(STI)は4日続落し0.15%安。週間では3週ぶりの下落。工業株や通信株の下げがきつかった。クアラルンプール市場の総合株価指数は0.06%高。
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