ロンドン株式市場=反落、トランプ氏の対メキシコ関税表明で

ロイター編集
    [31日 ロイター] - 
 <株式指数>              終値   前日比     %  前営業日  コード
                                                     終値  
 FTSE100種       7161.71   -56.45  -0.78   7218.16          
 
    
    ロンドン株式市場は反落して取引を終えた。トランプ米大統領が不法移民問題を理由
にメキシコに制裁関税を課すと表明したことや、中国の軟調な統計を受けて世界経済低迷
への不安が高まった。
    中国が発表した5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は予想以上の落ち込みと
なった。米中貿易摩擦による経済的な打撃を示す内容だった。
    マーケッツ・コムのアナリスト、ニール・ウィルソン氏は「トランプ氏の次の標的は
どこかとの懸念が浮上した。EUかもしれない」と指摘。「中国との通商交渉が決裂する
中での動きで、強気筋にとって新たな打撃だ。貿易摩擦の高まりによる下振れリスクは一
段と高まるだろう」とした。
    FTSE350種銀行株指数は1.16%、鉱業株指数は
1.79%それぞれ低下した。
    住宅建設株指数は0.96%低下した。住宅金融会社ネーションワイド
が発表した5月の英住宅価格は上昇率が3カ月ぶりの低い伸びに鈍化した。英国の欧州連
合(EU)離脱の混乱が引き続き消費者心理に影響していることを示した。
    マクロ経済的な先行き不透明感が漂う中で比較的安全な資産とされる金が買われ、金
・銀生産のフレスニロは3.1%上昇した。ディフェンシブ銘柄への逃避買いが
入り、公益関連株も値を上げた。
    オンラインゲーム会社のストライド・ゲーミングは25.5%急騰。エン
ターテインメント企業のランク・グループによる買収に合意したことが買い材料
だった。ランク・グループは買収によって、英国で2番目に大きいオンラインビンゴ事業
が生まれると述べ、株価が4.4%上昇した。

    
 (い)

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