アジア通貨動向(19日)=軟調、中国の景気刺激策に注目

By ロイター編集
[19日 ロイター] - アジア新興国通貨は対ドルで下落。今週控える域内の中央銀行会合の結果や、中国の追加景気刺激策を待ちたいとの様子見ムードが広がっている。
韓国ウォンとインドネシアルピアがアジア通貨の下げを主導し、それぞれ0.7%安、0.4%安となった。
バークレイズのアナリストは中国人民銀行(中央銀行)が金融緩和策を継続すると予想。政策金利は追加で30ベーシスポイント(bp)、預金準備率は50bp、新規・既存の住宅ローン金利は60─80bp、それぞれ引き下げると見込んだ。
今週はフィリピン中銀とインドネシア中銀の会合が22日に予定されている。インドネシア中銀は5会合連続で金利を据え置くと広く予想されている。
タイバーツは0.3%安の1ドル=34.72バーツ近辺で推移している。

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