北朝鮮に制裁科している勢力に打撃与える必要─金委員長=KCNA

ロイター編集
北朝鮮に制裁科している勢力への深刻な打撃必要─金委員長=KCNA
 4月11日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長(写真)は、同国経済を一段と自立させることで同国に制裁を科している勢力に「効果的な打撃」を与えるべきだと語った。先月1日ハノイでの代表撮影。(2019年 ロイター)
[ソウル 11日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、同国経済を一段と自立させることで同国に制裁を科している勢力に「効果的な打撃」を与えるべきだと語った。北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)が11日に伝えた。
金委員長は2月末に行われた2度目の米朝首脳会談に関して北朝鮮の立場を初めて表明し、昨年掲げた経済発展に総力を集中する路線の継続を示唆した。米朝首脳会談は物別れに終わっている。
KCNAによると、米朝首脳会談に関し、金委員長は、自立型経済の確立への取り組みを強化し、「制裁によって(北朝鮮)を屈服させられると見誤っている敵対勢力に効果的な打撃を与える」と述べた。
北朝鮮では10日に朝鮮労働党中央委員会総会が招集された。
金委員長は昨年の中央委総会で、従来の経済建設と核開発の並進路線に代わり、経済発展と人々の暮らしの改善に総力を集中する「新戦略路線」を掲げていた。
制裁を科す「敵対勢力」を名指ししなかったものの、アナリストらは、金委員長は米国に対して、ここ最近報じられていたよりも強硬な姿勢を示したと分析した。
北朝鮮は11日に最高人民会議を開催する。また、トランプ米大統領は韓国の文在寅大統領と11日に会談する予定。
*内容を追加しました。

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