[コルカタ(インド) 14日 ロイター] - インドで人気のお菓子で「スイーツの王様」とされる「ラスグッラ」について、インド政府は、東部西ベンガル州が発祥地であることを示す地理的表示(GI)を付与すると発表した。
GIは、世界貿易機関(WTO)が発祥地として認定するもの。
「ラスグッラ」は砂糖シロップに漬け込んだチーズボールの菓子で、西ベンガル州と隣接するオディシャ州の両州が発祥地と主張し、1年あまり争っていた。インド商工省が14日、歴史家の意見を踏まえるなどして今回の決定を下した。
西ベンガル州のママタ・バネルジー首相は決定を歓迎し、ツイッターに「われわれ皆にとって甘いニュースだ」と投稿した。
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