9月15日、グーグルは新興国向け低価格スマートフォン「アンドロイド・ワン」をインドで発表する見通しであることが分かった。価格は6399ルピー (105ドル)前後。成長余地の大きいインド市場でスマホ需要の取り込みを狙う。写真は2004年8月、米カリフォルニア州で(2014年 ロイター)
[ニューデリー/ムンバイ 15日 ロイター] - インターネット検索大手の米グーグルは15日、新興国向け低価格スマートフォン(スマホ)「アンドロイド・ワン」をインドで発売した。価格を6399ルピー (105ドル)に設定し、成長余地の大きいインド市場でスマホ需要の取り込みを狙う。
インドの携帯メーカー、マイクロマックス、カーボン、スパイス・モバイルの3社と提携した。
グーグルは年内に、インドネシア、フィリピンなど東南アジア諸国でアンドロイド・ワンを発売し、来年にはさらに販売地域を拡大する方針だ。
同社は6月、アンドロイド・ワン計画を発表。品質を大幅に改良した低価格帯のアンドロイド搭載スマホを新興国向けに販売するとしていた。インドでの発売は同計画の第一弾となる。
アンドロイド・クローム部門を率いるサンダー・ピチャイ氏はニューデリーで行われた発売イベントで、アンドロイド・ワン計画の下、さらに端末を開発するため、台湾のパソコン大手エイサー<2353.TW>やスマホメーカーの宏達国際電子(HTC)<2498.TW>、パナソニック<6752.T>と協力していることを明らかにした。
低価格のスマホメーカーにとって、インドは魅力的な市場となっている。ノムラの最新のリサーチノートによると、インドでスマホを保有するのは国民のわずか10%。今後4年で比率は2倍となる可能性があるという。
ただ、インドには少なくとも80のスマホブランドが存在するため、同様の価格帯で端末を提供する韓国のサムスン電子<005930.KS>やモトローラ、中国の小米科技(シャオミ)に対抗するためには、グーグルが価格以外の部分でも顧客を取り込む必要があるとアナリストは指摘する。
*内容を追加します。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」