光セット割の利用・利用意向4割、認知度8割 内容浸透に課題=調査

ロイター編集
[東京 26日 ロイター] - MMD研究所(東京都渋谷区)がスマートフォン(スマホ)ユーザーを対象に実施した「光セット割」に関する調査によると、セット割を「利用したい」と「やや利用したい」と回答したユーザーは33.9%だった。
「すでに利用している」の7.2%を合わせると、約4割のユーザーが利用もしくは利用意向を示していることが分かった。「あまり利用したいと思わない」と「利用したいと思わない」は23.7%だった。
利用意向を示したユーザーのうち、実際に加入を予定しているユーザーは70.6%にのぼり、理由は「回線料金が安くなるから」が85.1%ともっとも多かった。
一方、調査からは各社がマーケティングを強化しているにもかかわらず、サービス内容が浸透していない姿も浮かび上がった。サービス名を知っているユーザーは82.3%にのぼったが、そのうち内容を「あまり説明できない」と「知らない」と回答したユーザーは65.5%に達した。サービス名すら知らないユーザー(17.7%)を合わせると、全体の8割超がサービス内容を理解していないことになる。
NTT<9432.T>東西地域会社は2月から企業などに光ファイバー回線を貸し出す「光コラボレーション」モデルを開始。これを受け、NTTドコモ<9437.T>とソフトバンク<9984.T>は1日から光サービスと携帯電話をセットで契約すれば毎月の通信料金を割り引く、いわゆる「セット割」のサービスを始めた。光サービスは携帯電話顧客を囲い込み、将来の市場シェアを固定化する可能性もあり、各社は販売体制を強化している。
調査は3月20日から23日にかけて実施。対象はスマホを所有している16歳以上の男女で、有効回答は2220人。

志田義寧

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