[7日 ロイター] - 米半導体大手マイクロン・テクノロジーによる、会社更生手続き中のエルピーダメモリの買収計画が7日、完了に近づいた。
裁判所の記録によると、エルピーダが米デラウエア州の破産裁判所に速やかな認可を要請していた更生計画について、米国のエルピーダ社債保有者が不服を申し立てる期限は7日午後4時。だが、期限までに申し立てはなかった。
エルピーダは同裁判所に対し、米連邦破産法15条に基づく更生計画の認可を申請していた。
エルピーダの更生計画の柱は、マイクロンへの2000億円での売却。実現すれば、韓国のサムスン電子<005930.KS>に次ぐ世界2位の半導体メーカーが誕生する。
エルピーダは売却で得た資金を債権者への返済に充てる予定だが、米国の社債保有者は同社は最大3000億円の価値があると主張して計画に反対していた。
社債保有者らは、5月に日本での不服申し立てが却下され、残された道はデラウエア州の破産裁判所への不服申し立てだった。ただ、1月に米破産裁判所のクリストファー・ソンチ判事が米マイクロンによる買収案に反対する債権者の訴えを退ける判断を下した時点で、債権者は買収は避けられないと考えたとみられる。
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