2月4日、香港株式市場でレノボ・グループが前営業日から下げ幅を拡大し、一時15%安となった。写真は上海市内にあるレノボのショップで1月撮影(2014年 ロイター/Aly Song)
[香港 4日 ロイター] -4日の香港株式市場では、中国のパソコン(PC)大手レノボ・グループ(連想集団)<0992.HK>が前営業日から下げ幅を拡大し、一時15%安となった。
ソニーが「VAIO」ブランドで展開するPCの海外事業について、レノボと新たな合弁会社を設立する方向で交渉に入ったとする週末の報道と投資判断の引き下げを受けている。
レノボ株は14.3%安の8.62香港ドルで前場の取引を終えた。1日の下落率は2009年1月8日に記録した26%以来の大きさとなる見通し。前営業日(1月30日)は8.2%安で終了していた。
レノボはここ2週間で、米IBMの低価格サーバー事業買収と米グーグルの携帯電話端末部門モトローラ・モビリティ買収を相次ぎ発表。これを受け、アナリストは一斉にレノボの投資判断を引き下げている。
証券会社ジェフリーズはリポートで「モトローラ・モビリティの買収は正しい動きだが、利益を数年にわたり圧迫することになる。市場はレノボによるIBMの低価格サーバー事業買収に対し過度に楽観的だ」と指摘した。
IBMのサーバー事業買収発表後の5営業日で、レノボの時価総額37億ドル近くが消失した。
ソニーは週末の報道を不正確としたが、VAIO事業についてさまざまな可能性を検討していることは認めた。同社のPC事業は不振が続いている。
レノボからのコメントは得られていない。
*内容を追加します。
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