[東京 14日 ロイター] - <15:25> 新興株はマザーズが続落、 米ハイテク株安を嫌気 新興株式市場は、マザーズ総合が1.44%安の748.61ポイントと続落し、約 2カ月半ぶりの安値水準となった。米長期金利が上昇する中、前週末の米国市場ではハイ テク株比率の高い米ナスダック総合が下落しており、投資家心理が悪化した。東証グロー ス市場指数は前営業日比1.36%安の955.39ポイントだった。 個別では、JTOWER、GMOフィナンシャルゲート、アドベン チャーが軟調。一方、ウェルスナビやINFORICH、HE NNGEは買われた。 <13:26> 後場の日経平均は400円超安、半導体関連やハイテク株が軟調 後場の日経平均は前引け時点より下げ幅を拡大し、前営業日比約405円安の3万2 000円近辺で推移している。米金利上昇を背景に、国内でも指数寄与度の大きい半導体 関連株やハイテク株が軟調で、指数を押し下げている。 市場では「目立った材料がない中で、アジア株や米株先物が軟調となるなど、外部環 境がよくないことも、後場に入ってからの下落幅拡大につながっている」(国内信託銀行 の投資調査部長)との声が聞かれた。 個別では、指数寄与度の大きいアドバンテストやソフトバンクグループ<998 4.T>が下げ幅を拡大している。 業種別では後場に入り、非鉄金属がマイナス転換した。 <11:50> 前場の日経平均は反落、金利上昇を嫌気 ハイテク株弱い 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比313円35銭安の3万2160円3 0銭と反落した。国内の連休中に米国で消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PP I)が発表され米長期金利が上昇基調となる中、米ハイテク株安となっており、国内の半 導体関連など指数寄与度の大きい銘柄を中心に軟調となった。 日経平均は16円安と小幅に反落して寄り付いた後、プラスに転じ一時140円高に 上昇する場面もあったが、その後は再びマイナスに沈み、一時315円安の3万2157 円80銭に下げ幅を広げた。国内金利が上昇基調となったほか、時間外取引の米株先物が 、前場の中盤からやや下げ幅を拡大したことも投資家心理の重しになった。 東京エレクトロンやアドバンテストといった指数寄与度の大きい半 導体関連株や、ソニーグループ、ソフトバンクグループといったハイテ ク株が弱かった。ファーストリテイリングも軟調となり、5銘柄で170円超、 指数を押し下げた。 一方、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが年初来 高値を更新するなど「内需株は比較的しっかり」(三木証券の北沢淳商品部投資情報グル ープ次長)との見方もある。予想配当利回りの高い銘柄を中心に、底堅さも意識される。 国内の決算シーズンが一巡することから「市場の関心は今後、米金融政策や中国経済 の先行きに向うのではないか」(三木証券の北沢氏)とみられている。 TOPIXは0.75%安の2286.15ポイントで午前の取引を終了した。東証 プライム市場の売買代金は1兆9802億4200万円だった。東証33業種では、値上 がりはパルプ・紙やガラス・土石製品、小売など6業種で、値下がりは鉱業や不動産、機 械など27業種だった。 ホンダやニデック、ファナックが軟調だった一方、リクル ートHLDGは年初来高値を更新。楽天グループやセブン&アイHLD Gはしっかり。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが726銘柄(39%)、値下がりは106 0銘柄(57%)、変わらずは47銘柄(2%)だった。 <10:56> 日経平均は軟調、主力株の一角が指数押し下げ 日経平均は軟調となっている。米ハイテク株安となる中、東京エレクトロン など指数寄与度の大きい半導体関連株や、ソニーグループ、ソフトバンクグルー プといったハイテク株が弱い。ファーストリテイリングも軟調。 ドル/円は145円付近で、連休前から1円超円安だが、輸出株を押し上げる状況と はみられていない。一方、時間外取引の米株先物が横ばい圏で推移して下げを深めていな いことは、投資家心理を支えている。 セクター別の値動きは「決算などを手掛かりにした個別物色の影響が続いているよう だ」(国内証券のストラテジスト)との見方が出ている。東証33業種では、値上がりは パルプ・紙やガラス・土石製品、小売など13業種で、値下がりは鉱業や不動産、機械な ど20業種となっている。 <09:12> 日経平均は小反落で寄り付く、米ハイテク株安を嫌気 半導体株安 い 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比16円93銭安の3万2456円 72銭と、小幅に反落してスタートした。国内の連休中に米国で発表された消費者物価指 数(CPI)と卸売物価指数(PPI)がまちまちとなる中、米ハイテク株安となってお り、東京エレクトロンなど半導体関連株が軟調に推移している。 寄り付き後は100円安近くに下げ幅を拡大した一方、一時プラスに転じ、前週末の 終値を挟んだ一進一退となっている。 主力株はトヨタ自動車が小高い一方、ソニーグループは軟調。指数 寄与度の高いファーストリテイリング、ソフトバンクグループは軟調と なっている。 <08:20> 寄り前の板状況、河西工業が買い優勢 ミマキエンジニアリングは 売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 河西工業 29% 224 224 224 174 2 イワキポンプ 26% 1,92 1,92 1,92 1,52 9 9 9 9 3 グローバル・リンク・マネジメ 25% 1,98 1,98 1,98 1,58 ン 4 4 4 4 4 スターティアHLDG 25% 1,48 1,48 1,48 1,18 5 4 5 6 5 北川鉄工所 25% 1,49 1,49 1,49 1,19 8 8 8 8 6 ライフドリンク カンパニー <2 22% 3,93 3,93 3,93 3,23 585.T> 5 5 5 5 7 大建工業 21% 2,83 2,83 2,83 2,33 0 0 0 0 8 フリュー 20% 1,76 1,76 1,76 1,46 7 7 7 7 9 クロス・マーケティンググルー 20% 919 919 919 769 プ 10 宮地エンジニアリンググループ 19% 6,16 6,16 6,16 5,16 0 0 0 0 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 ミマキエンジニアリング <6638. -30% 706 705 706 1,00 T> 5 2 ヨータイ -25% 1,20 1,20 1,20 1,60 0 0 0 0 3 スノーピーク -24% 1,29 1,29 1,29 1,69 4 3 4 2 4 フロンティア・マネジメント <7 -23% 1,00 1,00 1,00 1,30 038.T> 2 1 2 0 5 電算システムHLDG -23% 2,40 2,40 2,40 3,10 5 5 5 5 6 長府製作所 -21% 1,90 1,90 1,90 2,40 8 8 8 8 7 UTグループ -19% 2,19 2,19 2,19 2,69 4 4 4 4 8 キャリアリンク -18% 2,26 2,26 2,26 2,76 5 4 5 4 9 ハイパー -15% 380 379 380 449 10 駒井ハルテック -14% 1,70 1,70 1,70 1,97 1 0 1 0 (
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