今日の株式見通し=もみ合い、米株に下げ止まり感 円高圧力は警戒

ロイター編集
[東京 5日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、前週末終値を挟んでもみ合う展開が見込まれる。米国株に下げ止まり感が出てきたことは安心材料だが、円高圧力に対する警戒感は残る。
米国の関税方針を巡る駆け引きやイタリア総選挙後の欧米市場の動向を見極めたいとして、日本株は明確な方向感が出にくいと予想される。
日経平均の予想レンジは2万0900円─2万1400円。
2日の米国株市場は、S&P500とナスダック指数が上昇。ダウ平均は小幅安と総じて底堅く推移した。トランプ米大統領が示した関税方針について、市場では現時点で貿易摩擦につながるかどうか定かではないとの見方も出ている。為替は1ドル105円台半ばで円高基調が続いている。シカゴの日経平均先物3月限(円建て)清算値は2万1125円、大阪取引所の夜間終値は2万1050円。週明けの東京市場は同水準を意識して売りが先行するとみられる。
日経平均は前週後半の3営業日で約1200円下落したことから、売り一巡後は買い戻しが入ることも予想される。市場では「自律反発的な動きがあってもおかしくない。ただ、イタリア総選挙のユーロの動向や今晩の欧米市場の反応も見極めたいところだ。円高傾向が続いていることもあり、上値も期待しにくい」(みずほ証券シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏)との声が出ている。
主なスケジュールは、衆院議院運営委員会で雨宮・若田部両日銀副総裁候補の所信聴取が行われる。海外では、中国全国人民代表大会(全人代)が開催される。2月米ISM非製造業景気指数が発表される。
前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値
日経平均<.N225>      21181.64 24129.34 18224.68
-542.83 2018年1月23日 2017年4月17日
シカゴ日経平均先物3月限 21125(円建て)
*内容を追加します。

河口浩一

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