[東京 31日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、底堅い展開が想定されている。注目されていた米連邦公開市場委員会(FOMC)では短期的な再利下げはないと示唆されたものの、それを受けた米国株式市場が高かったことや、米企業決算の好調が株価を支えることになりそうだ。前日の下げが程よい調整になったとの見方も出ている。
日経平均の予想レンジは2万2750円─2万3100円。
米連邦準備理事会(FRB)は、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を1.50─1.75%に25bp引き下げることを8対2で決定。利下げは予想通りだったが、FRBがFOMC声明から景気拡大を維持するために「適切に行動する」との文言を削除したことで、利下げに打ち止め感が生じた。
しかし、米国株式市場では、企業決算が好調なことを背景に主要3指数が上昇、S&P総合500種は終値で最高値を更新した。その後発表された米アップルの決算は予想を上回り、これらが東京市場に安心感を与えそうだ。この流れから、日銀政策決定会合の結果は株価に大きな影響を及ぼさないとみられている。
アップルが30日発表した第4・四半期(7─9月)決算は、売上高と利益が予想を上回った。年末商戦にかかる第1・四半期(10─12月)の見通しも市場予想を上回った。決算発表を受け、株価は引け後の時間外取引で約2%上昇している。
市場では「FOMCを受けて一時的に円高に振れたものの、きょうのところは米国の株高と好調な企業決算が株価を支えることになりそうだ」(キャピタル・パートナーズ証券・チーフマーケットアナリストの倉持宏朗氏)との声が出ている。
前営業日終値 年初来高値 年初来安値
日経平均<.N225> 22843.12 23008.43 19241.37
-131.01 2019年10月29日 2019年1月4日
シカゴ日経平均先物12月限 22930(円建て)
*内容を追加しました。
水野文也
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