11月27日、アルゼンチン国税局は、住民の脱税をほう助したとして、英金融大手HSBCを告発したと発表した。写真はHSBCのロゴ、8月撮影(2014年 ロイター/Henry Romero)
[ブエノスアイレス 27日 ロイター] - スイスの秘密銀行口座への資金預託を通じ、4000人を超えるアルゼンチン住民の脱税をほう助したとして、アルゼンチン国税局(AFIP)は27日、英金融大手HSBCを告発したと発表した。
AFIPはフランス当局から秘密口座に関する情報を入手したと公表。フランス当局は先週、脱税をほう助した可能性があるとして、HSBCのプライベートバンキング業務を手掛けるスイス子会社に対し、正式な捜査に乗り出したことを明らかにしている。
AFIP当局者は記者会見で「アルゼンチンで営業する(HSBCの)三つの銀行事業体が創設した違法な(脱税のための)プラットホームの存在を非難する」と強調。「アルゼンチン住民の脱税支援という唯一の目的に向け、(HSBCの)マネジャーらは積極的に関与している」と指摘した。
HSBCはロイターへの電子メールで、アルゼンチンの法律を順守していると強調。「脱税のための資金移動を行う組織を含め、いかなる違法な団体への関与を断固として否定する」とした。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」