中国の恒例特番が「外資たたき」封印、国内ネット企業槍玉に

ロイター編集
中国の恒例特番が「外資たたき」封印、国内ネット企業槍玉に
 3月15日、中国の恒例特番が国内ネット企業を槍玉に挙げた。写真は北京の天安門広場で5日撮影(2016年 ロイター/Kim Kyung-hoon)
[上海 15日 ロイター] - 中国の国営中央テレビ(CCTV)は3月15日の「世界消費者権利デー」あわせて放映する恒例の特別番組で、国内ネット関連企業を批判の槍玉に挙げた。通常は「外資たたき」として知られる同番組だが、今年は異例にも外資への批判を封印した格好だ。
過去には米アップルや独フォルクスワーゲン(VW)、日産自動車<7201.T>などが標的となり、中国の消費者を不当に扱っている実態を暴露するといったような体裁で番組が進行。視聴者の反響が大きく、批判の矛先を向けられた外資大手は打撃を最小限に抑えるため対応を迫られていた経緯がある。
だが今年は国内の出前代行サイトが無許可のレストランを掲載していた、サイト出店企業が虚偽情報を載せていた、などの批判が主だった。
背景には番組の影響力が低下していることもありそうだ。ロイターが人気ソーシャルメディアを分析したところによると、2014年以来、同番組への言及は大きく減少している。

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