7月8日、ニュージーランドのキー首相は、同国の中央銀行が過熱する住宅市場への抑制策を急ぐよう促す発言をした。写真はウェリントン。2011年9月撮影(2016年 ロイター/Mike Hutchings)
[ウェリントン 8日 ロイター] - ニュージーランドのキー首相は8日、同国の中央銀行が過熱する住宅市場への抑制策を急ぐよう促す発言をした。不動産市場のバブル崩壊を予防する措置が緊急に必要なことを示唆した。
キー首相は同国のニュースサイト「スタッフ」に掲載されたインタビューで「急いで事を進めるべきだと思う」と述べた。
前日の7日、ニュージーランド準備銀行(中央銀行、RBNZ)のスペンサー副総裁は、住宅市場の過熱は引き続き金融の安定へのリスクになっているとの認識を示したうえで、中銀は住宅ローン規制のさらなる強化を検討していると述べた。
ただ、中銀は「この選択肢についてさらなる調査を行う」としていた。
ニュージーランドの住宅価格は低金利や移民流入、供給不足で高騰。国際通貨基金(IMF)によると、上昇率はカタールに次いで世界で2番目に高い。政策担当者は、これが住宅市場の崩壊を引き起こし、経済への打撃となる可能性を危惧している。
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