米国株は反落、EUなどへの鉄鋼関税を嫌気

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米国株は反落、EUなどへの鉄鋼関税を嫌気
 5月31日、米国株式市場は反落した。4月撮影(2018年 ロイター/Shannon Stapleton)
[ニューヨーク 31日 ロイター] - 米国株式市場は反落した。トランプ政権が鉄鋼・アルミニウムの輸入制限措置の対象から一時的に除外していた欧州連合(EU)やカナダ、メキシコに対し、追加関税を6月1日から発動すると発表したことを受け、貿易戦争を巡る懸念が高まり相場を圧迫した。
米政府の発表を受けてメキシコは鉄鋼製品や農業生産品を含む幅広い品目に対し「同様の」対抗措置を講じると表明。カナダも対抗措置を講じる方針を示した。
S&P総合1500鉄鋼指数<.SPCOMSTEEL>は、メキシコの対抗措置発表後にそれまでの上げを削り、約0.1%安で引けた。ただ、ニューコアやUSスチールなど、一部の構成銘柄は上昇した。
ボーイングは1.7%、キャタピラーは2.3%、それぞれ下落した。
米ゼネラル・モーターズ(GM)は12.9%上昇。ソフトバンクグループ<9984.T>が自動運転車を手掛けるGMクルーズホールディングスに22億5000万ドル投資すると明らかになったことが支援材料となった。
トランプ大統領がドイツの自動車メーカーを米国から締め出そうとしているとの報道も投資家心理を圧迫した。
米ディスカウント小売り大手ダラー・ゼネラルは9.4%、同業ダラー・ツリーは14.3%、それぞれ下落。四半期の既存店売上高が市場予想を下回ったことが重しとなった。
ニューヨーク証券取引所では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.83対1の比率で上回った。ナスダックでは1.58対1で値下がり銘柄数が多かった。
米取引所の合算出来高は約80億9000万株。直近20営業日の平均は66億3000万株。
月間ベースでは、S&P総合500種<.SPX>、ダウ工業株30種<.DJI>、ナスダック総合<.IXIC>は全て上昇し、1月以来の高い上昇率を記録した。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 24415.84 -251.94 -1.02 24620.79 24620.79 24352.15 <.DJI>
前営業日終値 24667.78
ナスダック総合 7442.12 -20.34 -0.27 7455.58 7492.42 7431.42 <.IXIC>
前営業日終値 7462.45
S&P総合500種 2705.27 -18.74 -0.69 2720.98 2722.50 2700.68 <.SPX>
前営業日終値 2724.01
ダウ輸送株20種 10750.33 -168.39 -1.54 <.DJT>
ダウ公共株15種 695.21 +0.54 +0.08 <.DJU>
フィラデルフィア半導体 1379.00 -10.91 -0.78 <.SOX>
VIX指数 15.43 +0.49 +3.28 <.VIX>
S&P一般消費財 840.76 -3.99 -0.47 <.SPLRCD>
S&P素材 363.22 -3.17 -0.87 <.SPLRCM>
S&P工業 623.49 -9.20 -1.45 <.SPLRCI>
S&P主要消費財 508.01 -8.32 -1.61 <.SPLRCS>
S&P金融 450.24 -4.08 -0.90 <.SPSY>
S&P不動産 194.35 -0.69 -0.35 <.SPLRCREC>
S&Pエネルギー 558.35 -4.66 -0.83 <.SPNY>
S&Pヘルスケア 951.45 -9.99 -1.04 <.SPXHC>
S&P電気通信サービス 144.87 -1.91 -1.30 <.SPLRCL>
S&P情報技術 1223.45 +0.28 +0.02 <.SPLRCT>
S&P公益事業 256.98 +0.29 +0.11 <.SPLRCU>
NYSE出来高 13.90億株 <.AD.N>
シカゴ日経先物6月限 ドル建て 22100 - 90 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物6月限 円建て 22100 - 90 大阪比 <0#NIY:>

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