[ニューヨーク 17日 ロイター] - 格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は17日、ベネズエラの外貨建てソブリン格付けを「Bプラス」から「B」に1段階引き下げた。政情不安から、景気の悪化を防ぐために必要な改革の実行が妨げられているためとした。見通しは「ネガティブ」。
S&Pは声明で、政局の不透明感拡大が経済政策実行の妨げになっており、統治基盤の弱体化につながる可能性もあると指摘。チャベス前大統領の死去に伴う4月の大統領選挙で与党のマドゥロ氏の勝利が僅差となったことや、野党側との対立、政権内の不和などがインフレ抑制などの取り組みをいっそう困難にしているとの見方を示した。
ベネズエラの格付けはムーディーズ・インベスターズ・サービスがS&Pと同等の「B2」、フィッチ・レーティングスは1段階上回る「Bプラス」としている。見通しはいずれも「ネガティブ」。
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