ブラジル大統領、抗議デモ受けた内閣改造は行わないと言明

ロイター編集
ブラジル大統領、抗議デモ受けた内閣改造は行わないと言明
7月6日、ブラジルのルセフ大統領(写真)は、国内で起きている過去20年で最大規模の抗議運動を受けて内閣改造を行う予定はないと言明した。ブラジリアで3日撮影(2013年 ロイター/Ueslei Marcelino)
[サンパウロ 6日 ロイター] - ブラジルのルセフ大統領は6日、国内で起きている過去20年で最大規模の抗議運動を受けて内閣改造を行う予定はないと言明した。
大統領は声明で、内閣改造観測は「根拠のない憶測」とし、各州知事や市長らと打ち出した対応策を繰り返した。
デモのピーク時には100万人が参加。医療、教育、公共輸送サービスの悲惨な現状、高い生活コスト、2014年ワールドカップ開催に政府が140億ドルを支出することに対する抗議が激化した。
これを受けルセフ大統領は、公共サービスを拡大する一方、財政上の責任を果たし、汚職を撲滅するとともに、拘束力のない国民投票または住民投票を実施してその他望ましい変革について問うと表明。しかし多くは、来年の大統領選以前にそれが実現できるかどうかを疑問視している。
調査機関ダッタフォリャの最新世論調査では、大統領支持率は3週間で27%ポイント下落し、国民の不満が再選に対する深刻な脅威となっている実態が浮き彫りになった。

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