8月13日、米麻薬取締局捜査員の拉致と殺害を指示した罪で28年間服役したメキシコ麻薬組織の元リーダー、ラファエル・カロ・キンテロ受刑者(写真)が釈放されたことについて、メキシコは釈放を無効にする方法を模索すると発表。資料写真(2013年 ロイター)
[メキシコ市 13日 ロイター] - 米麻薬取締局(DEA)捜査員の拉致と殺害を指示した罪で28年間服役したメキシコ麻薬組織の元リーダーが釈放されたことについて、メキシコは13日、釈放を無効にする方法を模索すると発表した。米国は釈放に強く反発している。
メキシコの裁判所は9日、ラファエル・カロ・キンテロ受刑者を釈放。同受刑者は禁錮40年の判決を受けていたが、裁判所は釈放理由いついて事件が連邦裁判所でなく州裁判所で裁かれるべきだったとの判断を下した。
ミード外相は記者団に対し、「釈放の決定を無効にする司法的な手段を模索する」と述べた。ただ、具体的な内容は明らかにしなかった。
米国は釈放に猛反発し、当局者からは米国での受刑者訴追を求める声も出ている。
DEAの捜査員は麻薬押収に関与したことへの報復として、1985年に拉致され、拷問を受けて死亡した。
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