11月14日、内閣府が発表した2013年7─9月期GDPは実質が前期比プラス0.5%、名目は同プラス0.4%となり、実質・名目とも4四半期連続のプラス成長となった。写真は2010年4月、都内で撮影(2013年 ロイター/Issei Kato)
[東京 14日 ロイター] -内閣府が14日発表した2013年7─9月期国内総生産(GDP)は実質が前期比プラス0.5%、名目は同プラス0.4%となり、実質・名目とも4四半期連続のプラス成長となった。
4期連続のプラスは、リーマン・ショック後の回復局面入りの2009年4─6月から2010年7─9月期までの6四半期連続以来。
公共投資や住宅投資が支えた。輸出は、アジアや米経済に力強さが欠けたことから3四半期ぶりに減少に転じ、外需の寄与度は3四半期ぶりにマイナスに転じた。
このうち、個人消費は前期比プラス0.1%と増勢が一服。一方、2月に成立した10兆円を超す大型補正予算の執行が本格化したことで、公共投資が成長の押し上げに寄与した。公的固定資本形成はプラス6.5%と7四半期連続のプラスで、12年1─3月のプラス8.5%以来の高い伸びとなった。
住宅投資もプラス2.7%と6期連続のプラスで、伸び率は2012年10─12月の3.2%以来の高い伸びとなった。2014年4月の消費税率引き上げを控えた駆け込み需要の高まりが寄与したとみられる。設備投資は3四半期連続でプラスを維持した。
一方、輸出は前期比マイナス0.6%と3四半期ぶりに減少に転じた。欧州経済の底打ちで欧州連合(EU)向けは好調だったが、新興国の需要減が響いた。輸入は内需が好調で同プラス2.2%だった。
GDPデフレーターは前期比がマイナス0.1%と2四半期ぶりに低下、前年比は16四半期連続のマイナスとなった。ただ、前年比の下落幅は縮小。内需デフレーターは5年ぶりにプラスに転じた。
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