ドコモがグアム最大手CATVを買収、現地携帯会社の基盤強化

ロイター編集
ドコモがグアム最大手CATVを買収、現地携帯会社の基盤強化
5月22日、NTTドコモは、米領グアム最大手のCATV会社であるMCVグアムホールディングを約127億円(1億2980万ドル)で買収したと発表した。写真は昨年5月、都内で撮影(2013年 ロイター/Issei Kato)
[東京 22日 ロイター] NTTドコモ<9437.T>は22日、米領グアム最大手のケーブルテレビ(CATV)会社であるMCVグアムホールディングを約127億円(1億2980万ドル)で買収したと発表した。
MCVはグアムと北マリアナ諸島地域で約75%のシェアを保有する個人向けCATV事業者。CATV網を活用したインターネット接続・固定電話の事業も展開する。ドコモの100%子会社で携帯電話事業者ドコモパシフィックがMCVの持つ高速で大容量の光ケーブル網を活用し、携帯の通信品質を改善するのが狙い。MCVのCATV、インターネット、固定電話のサービスを「ドコモパシフィック」のブランド名で提供するなどして連携も図る。
ドコモは2006年に現地の携帯電話事業者2社を買収し、08年に社名変更してドコモパシフィックを設立。MCVの買収により現地で最多の契約者(約6万5000人)を持つドコモパシフィックの競争力を高め、事業基盤を強化する。
ドコモは昨年8月にMCVの買収で同社と合意、米国とグアムの規制当局による審査中だった。このほど買収許可が下り、北米現地時間の今月21日に買収を完了した。
(ロイターニュース 白木真紀)

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