日立の営業利益が44.5%増、半導体製造装置や空調など好調

ロイター編集
日立の営業利益が44.5%増、半導体製造装置や空調など好調
 7月31日、日立の4─6月期連結決算は、営業利益が前年比で44.5%増えた。写真は同社のロゴマーク。2012年12月撮影(2014年 ロイター/Yuriko Nakao)
[東京 31日 ロイター] - 日立製作所<6501.T>が31日発表した2014年4─6月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年比44.5%増の801億円となった。半導体製造装置などの電子装置・システムが好調だったほか、空調などの生活・エコシステムも利益を押し上げた。
電子装置・システムの営業利益は前年同期の3億円から129億円に拡大。生活・エコシステムの営業利益も前年比3倍の85億円に伸びた。自動車向けのオートモーティブやエレベーターなどの社会・産業システム、情報・通信システムも堅調だった。
一方、電力システムは足を引っ張った。火力発電システムを三菱重工業<7011.T>と統合した影響や「欧州でボイラーのトラブルが発生した」(中村豊明副社長)こともあり、営業赤字が前年同期の58億円から155億円に拡大した。
通期の営業利益予想は同5.1%増の5600億円で据え置いた。トムソン・ロイターのスターマイン調査によるアナリスト20人の予測平均値は6027億円で、会社予想は市場予想よりも保守的な数字となっている。

志田義寧

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