November 21, 2018 / 11:04 PM / 18 days ago

WTO、米関税措置巡るパネル設置 米中は相互に「偽善」と批判

 11月21日、世界貿易機関(WTO)は米国の関税措置を巡り中国や欧州連合(EU)のほかカナダやメキシコなどが求めていた紛争処理小委員会(パネル)の設置を決定した。写真はジュネーブにあるWTO本部。7月撮影(2018年 ロイター/Denis Balibouse)

[ジュネーブ 21日 ロイター] - 世界貿易機関(WTO)は21日、米国の関税措置を巡り中国や欧州連合(EU)のほかカナダやメキシコなどが求めていた紛争処理小委員会(パネル)の設置を決定した。同時に、米国が求めていた中国の知的財産権に関するパネルの設置も決定した。

この日のWTO会合では米中の代表が激しく衝突。米国のデニス・シアWTO大使が中国は「市場に関係のない」政策を追求するためにWTOを利用していると非難した一方、中国の代表は規則に違反しているのは米国だと反論した。

ロイターが入手した発言を記載した文書によると、米国のシア大使は「一部WTO加盟国は国家安全保障を巡る例外措置を持ち出すことで国際的な通商システムが阻害されるとの懸念を示したが、これは誤りだ」と指摘。「むしろ、中国がWTO加盟国が中国の不公正な通商政策に対処するのを防ぐためにWTOの紛争処理システムを利用していることこそが、国際的な通商システムに対する脅威となる」と述べた。

中国の代表はこれに対し、中国は責任のなすり合いはしたくないとしながらも、米国は中国経済に関する「根拠のない」主張をWTO協定違反の隠れ蓑に利用していると非難。「米国が示している立場は偽善の匂いがする」と述べた。

米国の代表も「米国はこうした偽善は容認できない」としており、両国は相互に偽善的な態度を批判する事態となっている。

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