
政府系調査機関、中国情報通信技術研究院(CAICT)が30日に発表したデータによると、米アップルの「iPhone」をはじめとする海外ブランド製スマートフォン(スマホ)の中国における4月の出荷台数は、352万台と前年同月の350万台からわずかに増加した。北京のアップルストアで昨年9月撮影(2025年 ロイター/Florence Lo/File Photo)
[北京 14日 ロイター] - 中国の電子商取引(EC)プラットフォームでは、毎年6月18日に行われる大規模ネット通販セール「618」を控え、米アップル(AAPL.O)のiPhone最新モデル「16」が最大2530元(351ドル)値引きして販売されている。業界アナリストは、政府補助金の対象にするための値下げとみている。
景気減速で消費者の財布のひもが固くなり、EC業者間の競争が激しくなっている。
JDドット・コム(京東商城)では、iPhone16 Pro(128GB)を公式価格の7999元より2530元安い5469元で販売。iPhone16(256GB)は5469元で、公式価格の6999元から1530元値引きされた価格となっている。
アリババ(9988.HK)の天猫(Tmall)もiPhone16 Pro(128GB)を政府補助金などのクーポン適用後で2500元引きの5499元で販売している。
値引きがアップルによる措置なのか、EC業者の措置なのかは不明。IDCのシニアスマートフォンアナリスト、ウィル・ウォン氏は、アップルは昨年の618商戦でもiPhone最新モデルの価格を下げたと指摘。「16 Proの値下げは、政府のデジタル製品購入補助金の対象とすることが狙いだ」と述べた。首都北京など主要都市の政府は、消費喚起策として6000元を下回る端末を対象に最大500元を助成している。
アップルは1月、自社オンラインストアで最大500元の値引きをして販売した。
IDCによると、アップルの第1・四半期の中国出荷台数は9%減少。中国メーカーは小米(シャオミ)(1810.HK)が40%増、華為技術(ファーウェイ)(HWT.UL)は10%増だった。
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