中国EVのNIO、アムステルダムにショールーム EU関税懸念でも

中国EVのNIO、アムステルダムにショールーム EU関税懸念でも
 5月23日、 中国の電気自動車(EV)メーカー、蔚来汽車(NIO)の創業者である李斌(ウイリアム・リー)氏は23日、欧州での事業拡大を継続する計画を明らかにした。写真は同日、アムステルダムのショールームで記者会見する李氏(2024年 ロイター/Toby Sterling)
[アムステルダム 23日 ロイター] - 中国の電気自動車(EV)メーカー、蔚来汽車(NIO)(9866.HK), opens new tabの創業者である李斌(ウイリアム・リー)氏は23日、欧州での事業拡大を継続する計画を明らかにした。欧州連合(EU)が中国製EVに関税を課すかどうかは依然不透明。
NIOはこの日オランダのアムステルダムに初のショールームを開設。その際、李氏は記者団に「EVは前向きな環境開発にとって極めて重要であり、政治的な目標に利用されるべきでない」との認識を示した。
EUが相当の関税を課すことになれば、欧州で新型車やエントリーモデルの投入延期や中止など、最も合理的な経営判断を下すと述べた。
欧州委員会は3月、中国製輸入EVの関税登録を開始した。つまり、現在進行中の調査で不当な国家補助金を受けていると結論付けられれば、その時点から関税が課される可能性がある。
ただ、欧州自動車メーカー各社のトップはEUの計画がもたらす結果を懸念しており、関税を強化しても業界を保護する効果はほとんどないとの見方を表明している。

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