
ホンダの三部敏宏社長は5日、自動車業界5団体による賀詞交歓会で記者団の取材に応じ、半導体不足は「今年いっぱい続く」との見通しを示した。資料写真、2022年3月撮影、タイのモーターショー(2023年 ロイター/Athit Perawongmetha)
[東京 9日 ロイター] - ホンダ(7267.T)は9日、タイに2つある四輪車生産工場を2025年に1つの工場に集約する方針を明らかにした。需要に対して過剰になっている生産能力を半分以下にして固定費を削減し、四輪事業の収益性改善を図る。
広報担当者によると、アユタヤ工場での四輪生産を終了し、プラチンブリ工場に集約する。アユタヤは部品生産の拠点に転換する。アユタヤでは「アコード」や「CR─V」などを生産し、生産能力は年15万台だった。プラチンブリは「シビック」や「シティ」の生産を手掛け、年12万台の生産能力がある。タイ全体で計27万台の生産能力に対し、昨年のタイでの販売台数は約9万4000台だった。
タイは東南アジア地域の輸出拠点でもあり、同地域では電気自動車(EV)の普及が進む一方、エンジン車の販売が低迷していることから生産体制を見直す。
ダニエル・ルーシンク
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