原油先物は小幅高、米在庫減少やOPECプラスの減産縮小延期で

IEA、24年の石油需要予測を下方修正 中国が鈍化
国際エネルギー機関(IEA)は12日公表した月報で、2024年の石油需要の伸びの見通しを日量7万バレル(約7.2%)引き下げ、日量90万バレルとした。写真はリビア・ザウィヤの製油所で2020年7月撮影(2024年 ロイター/Ismail Zitouny)
[6日 ロイター] - アジア時間の原油先物は小幅高で推移。まちまちとなった米雇用データが懸念されるものの、米原油在庫の大幅減や石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の減産幅縮小延期が支援材料になっている。
0010GMT(日本時間午前9時10分)時点で、北海ブレント先物は0.19ドル(0.26%)高の1バレル=72.88ドル、米WTI原油先物は0.22ドル(0.32%)高の69.37ドル。
ANZのアナリスト、ダニエル・ハインズ氏は「ここ数日漂っていた市場の弱気心理を強気シグナルが相殺し、原油は小幅に上昇した」と述べ、ドル安も商品相場を支えていると指摘した。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した最新の週間石油在庫統計によると、原油在庫は前週比690万バレル減の4億1830万バレルと1年ぶりの低水準を記録。市場予想は99万3000バレル減だった。
また、OPECプラスは5日、10月から予定されていた減産幅の縮小を延期することで合意した。

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