
カリフォルニア州ファウンテン・バレーで2013年8月撮影 REUTERS/Mike Blake
[2日 ロイター] - 米コーヒーチェーン大手スターバックス<SBUX.O>は2日、全米店舗の従業員を対象に週給制を導入するとともに、チップ制度の拡充と賞与の追加を発表した。
新制度では、モバイル注文時のクレジットカードおよびデビットカードによる決済や、モバイルアプリを用いた店内購入においても、バリスタがチップを受け取れるようになる。従来、チップの受領は、店内やドライブスルーでの現金・カード決済、あるいはスターバックスアプリ利用時に限定されていた。
また、売上高や業務効率、顧客サービスの目標を達成した際に支給される新たな賞与制度も新設。バリスタやシフト管理者は、年間で最大1200ドルの追加収入が見込める。賞与制度の導入とチップ制度の拡充は7月から、週給制は8月からそれぞれ実施する予定だ。
一方、米国内店舗の約5%を占める労働組合加盟店舗については、今回の計画は別途、労使交渉の協議対象となる。
一部のバリスタが加入する「スターバックス・ワーカーズ・ユナイテッド」は先日、停滞していた労使交渉が近く再開されるとの見通しを示した。同組合は長期にわたる交渉を経て、人員配置の改善や予測可能な勤務スケジュールの策定、および賃上げを求めている。スターバックス側は、給与と福利厚生を合算したバリスタの平均時給は現在、30ドルに達していると説明している。
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