
10月9日、 中国商務省はレアアース(希土類)の輸出管理を強化し、さまざまな加工・製造技術の輸出を制限するとともに、企業による無許可の海外協力を禁止した。北京の同省で6月撮影(2025年 ロイター/Florence Lo)
[北京 9日 ロイター] - 中国商務省は9日、レアアース(希土類)の輸出管理を強化した。具体的には、レアアース関連の加工技術への規制を拡大し、無許可で海外企業と協力することを禁止する。また海外の防衛・半導体関連企業への輸出を制限する方針を明確にした。
中国は4月、一部のレアアースと関連素材を輸出規制リストに追加したが、今回は規制内容をより詳しく説明し対象を拡大した。
レアアース磁石の製造技術に対する輸出規制は、より多くの種類の磁石に適用される。レアアースのリサイクルに使う設備も輸出には許可が必要となる。
商務省は中国製の部品や機械を使用する海外の製造業者についても、規制対象品の輸出許可を申請する必要があるとした。
今回の発表では、規制対象の一部が初めて具体的に示された。海外の防衛関連企業には輸出許可が与えられず、先端半導体関連の申請は個別に審査する。
海外で事業を行う中国企業も、商務省の許可なしにレアアースに関して海外企業と協力することが禁じられる。
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