欧州市場サマリー(26日)

<ロンドン株式市場> 上昇して取引を終えた。堅調な業績が確認された銘柄を中心に買いが優勢だった。
国内志向の強い中型株で構成するFTSE250種指数(.FTMC), opens new tabは2.26%上昇し、2年超ぶりの高値となった。FTSE100種指数(.FTSE), opens new tabも約2カ月ぶりの高値で引けた。
銀行大手ナットウエスト(NWG.L), opens new tabは7.0%と大幅上昇。約10年ぶりの高値を付けた。業績見通しを引き上げたことやメトロ・バンク(MTRO.L), opens new tabから住宅ローン関連を引き継いだことなどが材料視された。
米国のテクノロジー関連銘柄が買い戻されたことから投資家心理は改善した。
6月の米個人消費支出(PCE)価格指数からはインフレの鈍化が示され、米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げを開始するとの観測が維持された。8月1日にはイングランド銀行(英中央銀行)の金融政策委員会(MPC)が開かれ、0.25%ポイントの利下げが決定される可能性は50%とみられている。
ロンドン株式市場:
<欧州株式市場> 反発して取引を終えた。堅調な業績が確認された銘柄を中心に買われ、相場を押し上げた。業績への懸念から下落が目立っていた高級ブランド銘柄にも買い戻しの動きが見られた。
STOXX欧州600種指数(.STOXX), opens new tabは週間では0.55%高だった。
26日にSTOXX欧州高級品株10種指数(.STXLUXP), opens new tabは2.80%上昇した。
「レイバン」を展開する高級眼鏡大手、エシロールルックスオティカ(ESLX.PA), opens new tabは7.4%と大幅上昇。メタ・プラットフォームズ(META.O), opens new tabが株式取得する可能性があるとのエシロール社の最高経営責任者(CEO)の発言が買いを誘った。
第2・四半期の売上高が予想を上回ったフランスの高級ブランド品メーカー、エルメス(HRMS.PA), opens new tabは3.4%上げた。
STOXX欧州600種建設・資材株指数(.SXOP), opens new tabは1.70%高。上半期決算の収益が伸びたフランスの建設バンシ(SGEF.PA), opens new tabは3.5%上昇した。
一方、フランスのITサービス大手キャップジェミニ(CAPP.PA), opens new tabは2.5%下落。通期の売上高減少の見通しが嫌気された。
この日発表された6月の米個人消費支出(PCE)価格指数からはインフレの鈍化が示され、米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げを開始する可能性が高まったとみられている。
欧州株式市場:
<ユーロ圏債券> 独連邦債利回りが低下した。一連の経済指標を受け欧州中央銀行(ECB)の利下げペースが加速するとの観測が高まったことで、週間ベースの低下幅は6月中旬以来最大となった。
今週発表の経済指標では、独IFO経済研究所の7月の業況指数が87.0と、6月の88.6から予想外に低下。S&Pグローバルの7月のドイツのHCOB総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は48.7と、好不況の分かれ目である50を予想外に下回った。
こうした中、短期金融市場では現在、欧州中央銀行(ECB)が年内あと2回の0.25%ポイントの利下げを実施する可能性が完全に織り込まれている。週初時点で織り込まれていた確率は70%未満だった。また、現在は10%以上の確率であと3回の利下げが実施されるとの観測が織り込まれている。
独10年債利回りは1ベーシスポイント(bp)低下の2.40%。週初からは6bp低下した。
独2年債利回りは1.5bp低下の2.66%。週初からは11bp低下し、週間ベースの低下幅としては6月14日までの週以来最大となった。
独仏10年債利回り格差は69bpにやや縮小。今週は一時71.70bpと、フランス国民議会(下院)総選挙以来の水準に拡大していた。
ユーロ圏金融・債券市場:

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