
6月2日、米実業家イーロン・マスク氏が創設した新興企業ニューラリンクは、最新の資金調達ラウンドで6億5000万ドルを調達したと発表した。写真はニューラリンクのロゴとマザーボードのイメージ。2024年5月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[20日 ロイター] - 米実業家イーロン・マスク氏が創設した新興企業ニューラリンクは20日、四肢麻痺の患者が考えるだけでデジタル機器を使えるようにする脳インプラント装置について、カナダで初の臨床試験が承認されたと発表した。
カナダでの臨床試験は、脳にチップを埋め込む技術の安全性と初期機能性を評価することが目的だという。
試験は公的医療機関ユニバーシティ・ヘルス・ネットワークのトロントにある施設で行われるという。
ニューラリンクは、米国ですでに2人の患者にこの装置を移植している。2人目の被験者では装置がうまく機能しており、患者はビデオゲームをしたり、3Dオブジェクトのデザインを学んだりしているという。
同社は頭蓋骨内に埋め込むことができる脳チップインターフェースも開発しており、最終的に障害を持つ人が再び動いたりコミュニケーションを取ったり、視力を回復したりするのに役立つ可能性があるとしている。
同社は9月、視力回復を目的としたインプラントでも米食品医薬品局(FDA)から「画期的医療機器」指定を受けた。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」