ボーイング、スピリット・エアロ買収へ協議 737増産も延期

米ボーイング、次期CEOは外部人材起用か 安全性の信頼回復へ
 3月25日、航空機大手の米ボーイングの取締役会は、デビッド・カルフーン最高経営責任者(CEO)の後任探しに着手した。写真は同社のロゴ。フランスのル・ブールジェで昨年6月撮影(2024 ロイター/Benoit Tessier)
[1日 ロイター] - 米航空機大手ボーイング(BA.N), opens new tabは1日、元子会社の航空機部品大手スピリット・エアロシステムズ(SPR.N), opens new tab買収に向けた協議を進めていると発表した。
発表文で「再統合で安全性がさらに強化され、品質向上につながり、顧客、従業員、株主の利益に貢献すると考えている」と説明。スピリット・エアロも協議が進んでいることを確認した。
また、ボーイングはジェット旅客機「737」増産計画の延期をサプライヤーに伝えた。ドアが吹き飛んだ事故に関して信頼の回復を図るとともに、規制当局の要請に応じる。
ボーイングは2005年にスピリット・エアロを分離・独立させたが、近年はコスト圧力などの問題に苦慮。同社を再び傘下に収めれば製造をよりコントロールできるようになる。
スピリット・エアロの株価は15%高で1日の通常取引を終え、引け後の時間外取引では2.3%上昇した。一方、ボーイング株は1.8%安で終了し、引け後は横ばい。
ボーイングがサプライヤーに示した最新の737生産計画によると、同社は月産38機から42機への増産を、当初目標の2月から6月に延期。ロイターが確認した同計画によると、その後の増産も延期している。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

トムソン・ロイター

Abhijith is the India Aviation correspondent for Reuters. Based in Delhi, he covers Indian airlines and the operations of aerospace manufacturers in India. In 2020, he was part of the team that won the Reuters Journalist of the Year award under the speed category.