
写真は村田製作所のロゴ。2016年10月、千葉県幕張メッセで撮影。REUTERS/Toru Hanai
[東京 28日 ロイター] - 村田製作所 (6981.T)は28日、2023年3月期の連結営業利益(米国会計基準)は前年比3.8%増の4400億円を見込んでいると発表した。半導体不足の改善に伴い自動車生産が回復し、コンデンサーなど車載機器向け部品の売り上げが伸長。円安も追い風となり、過去最高を計画する。
IBESがまとめたアナリスト20人のコンセンサス予想4380億円と同水準。
中国が新型コロナウイルス対策として実施しているロックダウン(都市封鎖)による供給網の混乱は、7─9月期に正常化するとみている。中国メーカーのスマートフォン向け需要も同時期に回復する見込みだという。
売上高は同6.5%の1兆9300億円、純利益は同3.1%増の3240億円を見込む。前提となる為替レートは1ドル=120円とした。112円38銭だった前年実績から8円弱の円安で、460億円の営業増益要因となる。
年間配当は前年比20円増配の1株150円を計画する。
併せて発表した22年3月期の連結売上高は前年比11.2%増の1兆8125億円、営業利益は同35.4%増の4240億円、純利益は同32.5%増の3141億円だった。車載機器向け部品やリチウムイオン電池などの売り上げが堅調だった。
村田はこの日、発行済み株の2.5%に当たる1600万株・800億円を上限に自社株を取得することも発表した。取得期間は5月2日から10月31日。
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