米マクドナルド、ロシア事業をフランチャイジーに売却 商標も変更

米マクドナルド、ロシア事業をフランチャイジーに売却
ファストフードチェーン世界最大手の米マクドナルドは19日、ロシアでの事業を、フランチャイズ契約を現在結んでいるアレクサンドル・ゴバー氏に売却すると発表した。18日撮影(2022年 ロイター/Alexey Malgavko)
[19日 ロイター]- - ファストフードチェーン世界最大手の米マクドナルド(MCD.N), opens new tabは19日、ロシアでの事業を、フランチャイズ契約を現在結んでいるアレクサンドル・ゴバー氏に売却すると発表した。レストランは新ブランドに転換して運営される。
ゴバー氏は自身の企業GiDを通じて2015年からマクドナルドとフランチャイズ契約を結んでおり、極東シベリアへのマクドナルド進出に貢献した。シベリアで25店を経営している。
マクドナルドは売却額を明らかにしていないが、今後数週間で取引を完了する見込み。従業員は少なくとも2年間は同等の条件で雇用され、ゴバー氏はロシア45地域の従業員の給与を閉鎖まで支払う。
マクドナルドのロシアとウクライナでの21年の売上高は20億ドルと、全体の約9%に相当する。
マクドナルドはロシアで30年超事業を展開しており、ロシアの約850店のうち約84%が直営店だった。中でも、モスクワ中心部にあるプーシキン広場の店舗はアメリカ資本主義の象徴と受け止められていたが、3月には同店舗を含めて閉鎖を決定。ただ今週前半には、ロシアからは撤退するものの商標は保持すると発表していた。
たばこのインペリアル・ブランズ(IMB.L), opens new tabや石油大手のシェル(SHEL.L), opens new tabなどの欧米企業も、ロシアの資産を売却か、現地の経営者に引き継ぐことに合意している。

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