[10日 ロイター] - インド株式市場は10日午前の取引で金融株が主導する形で幅広く上昇している。このまま推移すれば、主要株価指数は週間で約6%上昇し、上昇率は5年超で最大を記録する見通し。米国とイランの停戦合意を受け、投資家がリスク選好姿勢を取り戻した。米国とイランは11日にパキスタンで和平協議を行う予定だ。
モティラル・オズワルの資産運用部門トップのアジェイ・メノン氏は「停戦によって短期的な地政学的不確実性は軽減され、原油価格の下落はインドのインフレ圧力を緩和するため、市場心理にとって重要なプラス要因となっている」とした上で、「この上昇が持続するかどうかは、イランと米国の交渉の進展にかかっている」と述べた。
個別銘柄では、指数構成銘柄の中で比重の大きいHDFC銀行<HDBK.NSとICICI銀行<ICBK.NSがそれぞれ1.7%、3.2%上昇した。複合企業のリライアンス・インダストリーズ<RELI.NSも1.5%上昇した。
インド最大のIT企業であるタタ・コンサルタンシー・サービシズTCS.NS>は通期のドル建て収益の減少を受けて3%下落した。
IT企業のウィプロWIPR.NSは自社株買いの提案を検討すると発表したことで、2%上昇した。
取引時間中のリポートの表は最新の数値です。文章とは一致しない場合があります ※インド株式市場
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